2010年11月29日月曜日
昨日のブログでは「Wazze Mark-Ⅳの評価機」の写真を掲載したのですが、本日はボードの写真とスペックです。

主なスペック
    ・CPU:Tegra2(Dual Cortex-A9)1GHz
    ・RAM:DDR2(667MHz) 512MB
    ・ROM:NAND Flash 512MB
    ・カメラI/F(2M for video conference)
    ・LCD:(10インチ 1024x600, LED backlight)
    ・タッチパネル:Capacitive Touch
    ・Micro-SD:最大32GB
    ・Wi-Fi:802.11 b/g
    ・Bluetooth:2.1 + EDR
    ・3軸加速度センサ 

    ・USB:HOST x1
    ・HDMIコネクタ
    ・26ピンドック用コネクタ
    ・3.5mmイヤフォンジャック
    ・マイク端子
    ・ステレオスピーカー端子 
    ・ヘッドフォン端子:3.5mm
10”タイプ Wazze Mark-Ⅳ 基板
GPSや3Gモデムが付いているので、屋外での使用を目的にし、携帯しやすいように7”のLCDタイプになっています。
   
・Wazze Mark−Ⅳ
GPSや3Gモデムが付いていない代わりに、HDMIが付いています。据え置きを前提とした10”のLCDタイプになっています。
2010年11月28日日曜日
機種が増えすぎたので、今回から本来の目的のAndroid Padのみのベンチマークしました。
今回は、Tegra2搭載の7インチの Wazze Mark-Ⅲ と10インチの Wazze Mark-Ⅳ のベンチマーク結果が追加されました。
10”タイプ Wazze Mark-Ⅳ 評価機

ベンチマーク結果は、やはりTegra2を搭載してAndroid 2.2のWazze シリーズがダントツの1,2位と言う感じです。
Android Padのベンチマーク

演算性能ではGalaxy Tabの2倍、OMAP3系の3倍、i.MX51系の5倍程度の性能が出ています。ただ、グラフィックス系に関しては実はOMAP3系の方が性能が良かったりするのがなんとも面白い結果です。
特にOpenGLに関してはTegra2は弱いのかな〜?
2010年11月26日金曜日
ET2010に向けて、続々と新製品の発表が行われているみたいです。

私としては国産メディアプロセッサとして唯一になりつつある旧NECエレの「EMMA Mbile」シリーズの最新SoC「EMMA Mobile EV0」に期待したいわけです。

EM/EV1がCortex-A9が1個EM/EV2がCortex-A9が2個入っているので、当然 EM/EV0・・・・あれ?

まあ、後付で製品名決めたというか、キット合併による大人の事情によるものかw?
で、スペック見ても、2個と書いてないので、きっと1個入りだと思いますw。
ネーミングとしては、「EMMA Mobile 1」の頃と変わらず、最後の「D」がDRAM内蔵(SIP)「S」がDRAM無し(確かシングルと言う意味らしい)となっています。

EMMA MobileTM EV0 の主な仕様
CPU:CortexTM-A9(I-cache:32 Kバイト、D-cache:32 Kバイト)533MHz
■AVエンジン
・H.264 decode: BP/MP/HP up to フルHD(1920x1080) 30fps
・MPEG2 decode: MP up to フルHD(1920x1080) 30fps
・MPEG4 decode: SP/ASP up to HD(1280x720) 30fps
・VC-1 decode: SP/MP/AP up to フルHD(1920x1080) 30fps
・MP3、AAC(HE-AAC)、WMA デコード
・AC-3デコード Dolby digital 5.1ch
■グラフィックス: 2D (Open VG 1.1)
■DMAコントローラ:メモリ、周辺インタフェース間のDMA転送制御
■タイマ: 汎用タイマ、ウォッチドッグ・タイマ
■内蔵メモリ: SRAM 128 Kバイト
■外部メモリ・インタフェース
・外部バス・インタフェース(16ビット:FLASHメモリなど)
・MobileDDR-400(200MHz)/DDR2-533(266MHz) 32ビットSDRAM I/F (EV0-S)
■画像処理
・イメージ・リサイザ
・イメージ・ローテータ(回転0度、90度、180度、270度)
・イメージ・コンポーザ(LCD出力画像合成)
■周辺インタフェース
・シリアル・インタフェース:UART(6ポート)、IIC(2ポート)、Unified serial(4ポート)
※各々SPI、Audio I/Fを選択可能
・SDインタフェース(Card: 1ch、SDIO: 2ch)
・eMMCインタフェース
・画像関連インタフェース:カメラインタフェース(Parallel)、LCDインタフェース(Parallel)、 デジタルTVインタフェース,ITU-R.BT656出力
・汎用入出力ポート・インタフェース(GPIO:General Purpose Input/Output)
・USB2.0 : FS/HS対応(Device or Host: 1ch)
■電源電圧
・電源:1.1 V
・IO電源:1.8 V, 2.85V USB power supply: 3.3V
■EV0-D:256pin 9㎜×9㎜ FPBGA 0.5㎜ピッチ、EV0-S:T.B.D.  
■40nmプロセス
2010年11月24日水曜日
Androidのプラットフォームレーヤーの開発で標準的な BeagleBoard-xM のベンチマークと最近2.1へのバージョンアップが行われた Xperia のベンチマークを追加しました。また、AZ/05MはVer2.1のまま、パッチを当ててJITでの実行を可能にしたカスタムでベンチマークをしなおしております。

  • BeagleBoard-xM のベンチマークに当たっては、@Kurihei さん、@hermit4 さんのデータを使わせていただきました。
  • Xperia のベンチマークに当たっては @Chackn さんのデータを使わせていただきました。
  • AZ/05Mのベンチマークに当たっては 「匿名希望」さんのデータを使わせていただきました。

並び替えは、相変わらず私の主観で「なんとなく、こんな順番かな〜」程度の手動の並び替えです。

ベンチマークの考察をすると、AZ/05MM1001が今回からJITをサポートしたことにより飛躍的に計算関係の値が上がっていることです。やはりJITの威力は凄い!

Xperiaに関しては、カスタムROMの話題が出ていますので、2.2になったら2倍ぐらいの演算性能は出るのではないでしょか。現状だとカスタムROM2.2にしたHT03Aと遜色ないかな?

一般の人が手に入れる物ではないですが、Android開発者の標準になりつつあるOMAP3を使用したBeagleBoard-xMは、グラフィックプロセッサのON/OFFのベンチマークをしてもらいました。「BeagleBoard-xM 2.2+SGX」がONの結果です。計算性能はさほど変わりませんがやはりグラフィック性能は2倍近く上がっています。GPを積んだSoCのではやはりイネーブルにしないと中華Pad並の性能しか出ないことがわかります。特筆すべきは、中華Padで、かつBeagleBoardと同じOMAP3を積んだA81EBeagleBoard-xMより性能が良い事です。メーカーによるチューニングが施されているのでしょうか?最近また、ROMでのバージョンが上がったみたいなので、いずれベンチマークをし直してみたいと思います。
2010年11月15日月曜日
今日は日経BP主催の「見えてきたAndroidの現実〜課題解決と技術展望〜」と言うセミナーに参加しています。

とりあえず、展示場所でMIPSさんの展示があり、そこでAndroidが動いていたので、写真などを
Androidのホーム画面(デモのAndroidのバージョンは2.1ですが、すでに2.2があるそうです)
メニュー画面(って言うんだっけ?)
これが、本来のSTBとかでのメニューらしです!

このデモは、先日のOESFので見せたらしいのですが、私は参加しなかったので、私はお初です。
2010年11月12日金曜日
昨日あったARM Forumでも Tegra2を使用したAndroidタブレットがバリバリに動くのを見て、Flash、3D等はなかなかのもんだと感心したわけですが、やっと、私もTegra2のボードが手に入りました。
7”タイプ Wazze Mark-Ⅲ 基板
主なスペック
    ・CPU:Tegra2(Dual Cortex-A9)
    ・RAM:DDR2 512MB
    ・ROM:MoviNAND 2GB
    ・カメラI/F(2M for video conference)
    ・LCD:(7インチ 800x480, LED backlight)
    ・タッチパネル:Capacitive Touch
    ・Micro-SD
    ・Wi-Fi:802.11 b/g/n
    ・Bluetooth:2.1 + EDR
    ・Mini PCI Express
    ・3軸加速度センサ 
    ・照度センサ
    ・GPS
    ・USB:OTG x1, HOST x1
    ・SIM card(3Gモデム用)
    ・26ピンドック用コネクタ
    ・3.5mmイヤフォンジャック
    ・マイク端子
    ・モノラルスピーカー端子 
    ・大きさ:194.5 x 12.3 x 14.5 mm


TELEC認証済みの3G PCI Express Mini Cardを用意
組み込み用途向けに販売をしたいと思っています!

2010年11月11日木曜日

  • アナログ抵抗膜方式タッチパネルで2点が押された位置をソフト的に区別して検出する方法を独自に開発し、コントロールICに組み込んだ
  • 制御ボードのホスト側インターフェースはUSBとI2Cを予定し、I2Cに関してはAndroid™でのドライバサポートを検討
  • http://www.fcl.fujitsu.com/release/2010/20101109-3.html




2010年11月9日火曜日
ひと昔前は、Cypressのマイコンとかで代用していたけど、最近は専用ICがだいぶ出てきた。専用コントローラーとしてはSiSが先頭を切って商品化して、PC系にはだいぶ採用されて、それなりにラインナップも揃っているけど、携帯の分野ではSTとかが出てくるとセンサーとパックでの売り込みになり専用コントローラーメーカーはそれなりに苦戦するのかな?



  • 10点以上の同時タッチをサポートするマルチタッチ機能を提供
  • 「ピンチ、ズーム」のようなマルチタッチのアクションを強化し、ペンタッチも可能にすることで、より優れた使用感を実現
  • ノイズ除去機能により、この種のデバイスとして初めて、ディスプレイとタッチ・センサ間に接地シールド層が不要な最新のオンセルLCD技術をサポート
  • 自動チューニング機能自己較正機能は、外付け部品点数を低減すると共に、幅広いタッチスクリーン・パネルをサポート
  • ノード数:業界最大288(18 x 16)

今まで製品化で苦労していたチューニングや校正が自動化されるのは素晴らしい!



2010年11月8日月曜日
本日発表のドコモさんのSH-03Cを日本アンドロイドの会の11月定例会でおさわりできたので早速ベンチマークしました。また、@chackn さんからDesireHDのベンチマーク結果を頂いたので、それも反映しました。

先のベンチマークと同様に、手動での並び替えを行っています。
SH-03C どーしたんだ〜!と叫びたくなる結果でしたが、まあ、まだ、発売前ですので、今後に期待しましょうw!

ここで、伏兵 DesireHD がトップに躍り出ました!  しかし、あんまり、Androidに力を入れていないSBMさんのAndroid端末が上位にいるのは皮肉なもんですw!
アキヨドに新製品のソフトバンクの003SH(Galapagos)が置いてあるのを発見。ついでに、東芝のあずにゃんことDynabook AZ/05M、AuのIS03が使える状態で展示してあったので、ベンチマークをしてきました。

ベンチマークはいつもの0xBenchmarkを使用しています。
今回の並び替えは、「なんとなく、こんな順番かな〜」程度の手動の並び替えです。
ついに真打登場か?!ソフトバンクのあのガラパゴスこと003SHが総合的にはトップかなぁ〜!(あくまでも私の主観です)

あずにゃんはグラフィックスの性能の方では頑張ったけど、総合的に性能が出切っていない感じ。2.2対応になれば全体的な性能は上がるのかな?
相変わらず、値段の割に(失礼)性能が良いのはA81Eです。BeagleBoardでhogehogeしている人達のパワーが加われば、きっと良い物になる予感。
2010年11月5日金曜日
いや、ほんとにビックリです!
Android端末のベンチマークのブログ書くまでは、トータル3,000View位しかなく、一番見られても500Viewだったのに、Android端末のベンチマークは、今現在15,000Viewにもなってしまった。色々なところで取り上げられたおかげです。ありがとうございます。

と言う事で、Android端末のベンチマークは皆さんの関心事だということがわかったので、急いでデータを追加しました。

今回から、0xBenchmarkはVer.1.1.1を使用します。随時、過去のVer1.0.1のデータも更新しますが、すでに手元に無いのもあるので、ぼちぼち更新していきますので、ご了承下さい。
なにはともあれ、まずはAndroid端末のベンチマークの結果です。
ご覧のように、だいぶ見た目が変わりました。Ver.1.1.1から、Draw系の項目が増えたのでVer.1.1.1でベンチマークをやった機種は増えており、その部分が空欄の機種はVer1.0.1(20101101で使用したデータ)です。
また、下段の表は薄くなっていますが、比較のために記載しております。

  • Ver1.1.1とVer1.0.1によりる性能の違いは、「NEXUS ONE」と「NEXUS ONE ライブ壁紙あり」、oPADの比較でわかると思います。Ver.1.1.1の方が演算に関しては性能が上がっています。
  • 「NEXUS ONE ライブ壁紙あり」と「NEXUS ONE ライブ壁紙無し」は、おっぱいを揺らすなどの為に無駄に(HT03A1個分w)CPU演算を使っているという差になります。
  • HT03Aは通常ではVer1.6で、0xBenchmarkのベンチマークが出来ないので、カスタムROMを導入しCyanogenMod 6.1.0-RC1を導入しベンチマークをしました。「wo/JIT」は、インストールした直後の状態でベンチマークを行ない、「w/JIT」はMenuのパフォーマンス設定で「JIT」を使用するをONにしてベンチマークをしてます。
  • A81EoPADはカスタムROM化し CyanogenMod 6.1.0-RC1 を使用しベンチマークをしてます。
私的には、Android携帯を買って、Ver2.xなのに「おっぱいを揺らさない」のは不本意なのですが、どうも、電池の持ちを考慮して一般的には「おっぱいを揺らさない」みたいなので、そちらの値を標準採用しました。

今回から「Linpack」をキーにソーティングしました。数値演算はこの順番で雰囲気は出ているかなと。笑えるのはグラフィックスの性能ではHT03Aが上位に食い込んでいること!  NEXUS ONEは数値演算は良いけどグラフィックス系特にOpenGLが弱いかな?

中華PAD系では、A81EoPADが健闘していて、新入りのIMX515バランスよく、これらはコストパフォーマンスは良いのかもしれない。

とりあえず、IS06、NEXUS ONEはバランスがよく絶好調ですね!
2010年11月4日木曜日
AKM(旭化成マイクロ)が「既存の4線式抵抗膜を用いて、2点タッチを検出することが可能なタッチスクリーンコントローラ AK4187を発表。

  1. 抵抗膜タッチスクリーンの特長をそのまま生かしながら、新たに2点タッチの検出機能を追加
  2. 2点の中心座標や2点間距離といった出力データを用いることで、2点でのジェスチャ判定を行うことが可能
  3. 筆圧測定も可能
  4. インターフェースはI2C
安い感圧式のタッチパネルで簡単なマルチタッチが可能になるのは良いかも!
iPhone4を使っている息子が夕べ、「Tango Video Calls」って知ってるか?Androidにも在るからやってみて!っと言われた。
んで、Marketで普通にあったの、まずはインストール。国番号の所を日本の「+81」にして、MenuのRefresh Contactsをしたら息子の名前が出てきて、なるほどこれだけか。

Android版の紹介がないので、iPhone用の紹介を「隠密「iPhone拡販推進室」」から引用させてもらうと

神アプリである!
  1. 3G環境、WI-FI環境でもビデオ通話ができる(もちろんiPhone4やiPhone3GSでもできる)
  2. Skypeより立ち上がりが早く通常の電話並みに早くかけられる。
  3. Skypeの用に常駐しない
  4. 電話帳から自動的にTangoに入っている相手を探してくれる

iPhone版はAppleから規制が入らないうちに早くダウンロードをしたほうが良いみたいです。

しかし、私の手持ちのAndroid携帯に内向きのカメラがないので、残念ながらビデオ通話は出来ないけど、このソフトがキラーアプリになって、内向きのカメラが標準装備になってくれれば良いな〜!
2010年11月1日月曜日
Android端末のベンチマークデータが、だいぶ集まって来たのでまとめてみました。
私が標準で使用しているベンチマークは0xbenchmarkです。バージョンは1.0.1を使用しています。(最新は1.1.1ですが、前のので始めちゃったんで)
赤系の多いのが良い端末ってことになり、青系が多いのがちょっと苦しいい端末になります。M1001に関しては、他のベンチマーク結果と比べてもOpenGLの性能があまりにも良いので、この値が信用できないので、BESTに入れていません。

さて、ベンチマーク結果からまず、目に飛び込んでくるのは、まだ、発売前ですが「IS06」が平均的に高性能なことです!それに比べてIS03が平凡な値
中華パッドで健闘しているのは「A81E」です。特に2D,3Dのグラフィック系が飛び抜けて性能が良い。OMAP3ってそんなにGPUの性能良かったけ?

と言う事で、auの人は、IS06まで待つのが吉かと!

Special Thanks
ベンチマークに関して、Galaxyシリーズに関しては、10月18日のブロガーズナイトのおさわり会、ISシリーズに関しては10月30日ので部勉強会でのKDDI様によるおさわり会、その他タブレット系の端末は、「来て見て触れられる日本初のapad専門SHOP」で展示してある端末を使わせていただき、ベンチマークを致しました。なお、apad専門店に置いてある端末はお店で独自にバージョンアップを行っている物もあり、他の店で市販されているファームウェアの状態とは違う場合がございますので御理解い下さい。
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