2013年8月10日土曜日

発売されたばかりのMinnow Board(ミノー ボード)ですが、拡張ボードの開発が始めっているみたいです。 http://www.elinux.org/Minnowboard:Trainer_Lure

どうやら第一弾は、Trainer Lure(トレーナー ルアー)と言う名前のMinnow Boardの拡張コネクタにArduinoコンパチの機能を実現するボードのようです。

Arduinoのシールドも装着できる用意なっていて、ユニバーサル部分も用意されている言う、何だか変な(全くヒネリのないw)ボードのようです。

ハード的なスペック
  • I2C interface(+3.3v)
  • SPI inteface with ChipSelect(+3.3v)
  • 8 GPIO's(+3.3v)
  • Large prototyping area (0.1" x 0.1" matrix with access to power bus)
  • Atmega328 processor (user programmable)
    • Arduino compatible
    • ATmega328 power is +3.3v or +5v selectable
    • Communicate to the ATmega328 via the MinnowBoard uart

ここまで来たら、「XBeeやmbedコンパチも載せてしまえば!」とかもっとヒネリのない発想をしてしまいましたょ〜w

2013年8月8日木曜日

インテルのAtom E640を使ったオープンソースハードウェアMinnow Boardをデジキーで買いました。オーダーしてからだいたい5日ぐらい出来ました。

日本に在庫があったので、日本のアカウントで買ったら、わざわざUSAまで転送されて戻ってくるという痛いシステムで、2日ぐらい無駄にしてる感じです。

基本的にこのボードの位置づけは、ARM系で言うところの、BeagleboardPandaBoardと同じように、インテルCPUの組み込み向けの標準的なボードを狙った製品です。

このボードを直接組み込んで使うというより、ソフトのポーティングやドライバーの開発、簡単なハードウェアの追加をするためのボードで、PCI Bus等が装備されておらず、約10cm平方の小型なパッケージになっています。

主なスペック
  • Processor -  Intel Atom E640 @ 1GHz (32bit)
  • Chipset – EG20T Intel Platform Controller Hub
  • GPU – Integrated Intel Graphics Media Accelerator (GMA) 600
  • System Memory – 1 GB DDR2 RAM
  • Storage – 4 MB SPI Flash (for Firmware),  micro SD card slot and SATA
  • Video Output – SDVO to DVI (over HDMI connector)
  • Audio -  1/8″ (3.5mm??) jack line Input and Output
  • I/O:
    • 1x SATA2 3Gb/sec
    • 2x USB host ports + 1x micro USB device
    • 1x Serial debug via Serial (UART 0) to USB conversion (mini-USB-B port)
    • 10/100/1000 Ethernet
    • PCI Express
  • Expansions:
    • 8x Buffered GPIO pins
    • 2x GPIO controlled LEDs
    • 4x GPIO switches
    • System Firmware Flash Programming Header compatible with Dedi-Prog programmer
  • Board Dimensions – 10.67 x 10.67 cm

ブロック図

このボードの一番の特徴は、x86ボードでありそうでなかったオープンソースハードウェアということです。
長いこと、組み込み系の仕事をやって来ましたが、ここまで情報開示されたハードウェアは見たことがありません

ソフトウェア的には今後の組み込み系で重要になってくる「Yocto Project」のサポートボードになっているというところ、また、Boot ROM(BIOS)がUEFIで、しかもカスタム化が可能な開発キットが用意されている(http://uefidk.intel.com/content/minnowboard-uefi-firmware)点も見逃せません!

開封の儀


 2.5AのACアダプタ、OSが書き込まれたSDカード、USBケーブルが同梱されていました。
 表側の目立った部品は右上の2個のDDRぐらい
この種のボードでは珍しく、最初から足が付いていましたwww
裏面にCPUとIOHが実装されています。

● Minnowボードのサイトはこちらになります。
    http://www.minnowboard.org/
● Gigazineでの紹介記事
    http://gigazine.net/news/20130801-intel-open-source-pc-minnowboard/



本日(8/8)発売の日経Linux9月号(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20130802/496282/)で「Raspberry Piで始める電子工作~ハンダ付けの基礎から解説! 5000円で高音質PCオーディオを作ろう」と言う記事を書きました。


秋月のUSB DACを買ってきて、それをハンダ付けし、Raspberry PiにRaspyFiと言うRaspberry Piのミュージックサーバー専用のOSを使用し、Android携帯の無料のアプリを使ってコントロールするという趣旨の記事です。


生徒さんにはモデルの秋葉ちひろさんに来て頂き、あ違いました!デザイナーのツクロアの秋葉ちひろさんに来ていただき、ハンダ付けを実際にやってもらいました。

記事は6ページなのですが、USB DACの具体的な作り方を文章では表現できなかったため、本文を補完する形で【秋月のUSB DAC [AKI.DAC-U2704]の作りかた】http://himamura-arandroid.blogspot.jp/2013/07/usb-dac-akidac-u2704.html)という内容でブロクを書いておりますので、そちらも参考にして下さい。

また、今回の記事との連動の合同企画として、OSSコンソーシアム組込み部会女子部 ( http://www.facebook.com/ossc.emb )と合同で、今回の記事と同じように、女性限定でハンダ付けを実際に行ってUSB DACを制作するオフ会を計画しておりますので、興味のある方はぜひ、申し込みをお願いします。

Zusaarでの案内はこちらです。
RaspberryPiでミュージックサーバー
http://www.zusaar.com/event/964003
開催日:8/31(土)
時刻:13:00〜(予定)
場所:未定(都内)



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