2010年12月17日金曜日
Cnet Japanさんの【フォトレポート:分解、「Cr-48」--「Chrome OS」搭載ノートPCの内部】を見て、少し気付いたことがあったので、メモ!(写真はCnet Japanさんからのリンクです)

116枚にも及ぶ大量の写真でしたが、肝な写真を一枚見つけました!
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20424148-113,00.htm
Infineon製のTrusted Mobile Platform(TMP)セキュリティチップ「SLB 9635 TT 1.2」

いろいろ調べると、SLB 9635 TT 1.2」のProduct Brief(PDF
そして、気になる「Trusted Mobile Platform(TMP)」と言う言葉!

まあ、中身はそれを読んでもらえばわかるとして、「TPM v1.2ソリューションは、マイクロソフトのBitLocker Drive Encryption技術を用いて、顧客データの保護をしている」とのこと!しかも、「Vista Ready」と言ってるわけですから、古い技術wなわけです。

しかし、Vistaの頃から、そんな保護機能を聞いたこともなく、実は今までのPCにも載ってたの?とか疑問がわきます。

いづれにせよ、Chrome OSはこの技術を使って、マーケット等に使用する顧客のユーザーデータを保護するんだと思います。

と言う事で、Chrome OSって、その辺のNotePCでも動くと思ってたけど、やっぱりCTSみたいなのを通ったハードとソフトじゃないとマーケットは載らないのかなとか思ったり。

Chrome OSも普通のNotePCに乗っかるOpen Source版と、契約をして使用できる本物用がリリースされるのかな〜?


(201012/17 12:50追記)
@goro1080さんからの情報で、WiKiに「Trusted Platform Module」の記事があるとのことで、読んでみました。
以前、実は2001年頃、某社のハードウェア耐タンパーチップをLinuxやWin−CEに組み込みドライバーやミドルの開発をやっており、読んでみたら同じような事なんですね。
ただ、やはり、ハードウェア耐タンパー(右側のコラム部)がないと、ICEを突っ込まれたりすると、時間を掛けると逆アセンブルされてしまいセキュリティーが突破されるので、ハードウェア耐タンパーチップは必須になるような気がします。某社の音楽配信システムDRMの再生装置側には、ハードウェア耐タンパーチップが今でも装備されています。

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