2010年10月13日水曜日
昨日アルテラから組込みシステム設計者に向けた「エンベデッド・イニシアチブ」を発表があった

組込みシステム設計者にもたらされる利点:
  • アルテラのNios II® 以外にも、新たに対応する組込みプロセッサを追加
    • ARM® 社のCortex™-A9 MPCore™ プロセッサ
    • MIPS® Technologies 社の MIPS32 プロセッサ
    • Intel® 社の Intel® Atom™ ベースのプロセッサ

  • 共通のFPGAデザイン・フロー
    • 新システム・レベル統合ツール「Qsys」(キューシス)
    • FPGA用の共通 IP ライブラリ
    • アルテラのFPGA技術を用いた広範なデバイスをサポート
注目すべきはARM Cortex-A9がFPGAに搭載されたということ!
NEONが装備されているかは現段階では不明だけど、画期的な出来事です。

組込みシステムにおいて、アプリケーションプロセサはARM Cortex-A9上にLinuxやAndroidを搭載し、リアルタイム性が必要な部分は従来のNIOSⅡにリアルタイムモニタを搭載して、CPU同士は内部バスで通信ができる事になります。また、ハードウェアアクセラレータをFPGAで作成し、今までならFPGA+SoCでしか実現できなかったようなことが、アルテラのFPGA ワンチップで出来てしまうわけです。

FPGAを使用した組み込みシステムにおいて、どこまでLinuxやAndroidが必要かは不明ですが、少なくとも今までできなかったことは可能になるということは素晴らしいと思います。

早く、アルテラ主催のセミナーとかないかな~!

マイコミジャーナルの「Altera、CPU+FPGAを目指した組込分野向けイニシアチブを発表」がよくまとまっているのでメモ

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